-
強化タイミングベルト

カムシャフト駆動機構としてタイミングベルトは一般的ですが、その設計仕様は標準エンジンにおいて必要十分であるものの、チューニングされたターボエンジンには相応しくありません。高回転での使用やカムのハイリフト化、強化バルブスプリングの組み込みなどによる、伝達トルクの増大や、ターボやエンジン本体、そして冷却装置が発生する熱の中での使用が、ベルトの耐久性を著しく低下させます。今回開発した強化タイミングベルトは、ゴム成分であるH-NBラバーとガラス心線を最適化して高強度化すると共に、標準品のナイロン歯布をケブラー繊維(アラミド)に変更して高温時の引っ張り強度を向上させました。その結果、性能向上を実現し、過酷な条件下でもカムシャフトをクランクシャフトに正確に同期させます。
 
一般標準品
TOMEI
ゴ ム
標準H-NBR
高飽和H-NBR
心 線
ガラス心線
高強度ガラス心線
歯 布
ナイロン繊維
ケブラー繊維+ナイロン繊維
寿命比
切断寿命
3倍 - 4倍
耐熱寿命
2倍 - 3倍
歯欠寿命
3倍 - 4倍
磨耗寿命
2倍 - 3倍
一般的な標準ベルトと比較した場合

強化タイミングベルト


品 名
適 合
品 番
定価(¥)
備 考
 
強化
タイミング
ベルト
RB26,RB25,RB20
151051
14,000
(税込15,120)
   
EJ20#
EJ25#
DOHC
151084 19,000
(税込20,520)
・BP/BLに適合
・GC/GD系 DOHC TURBOに適合
 1.5Lは不可
・2.5L NAは適合。
 1.5L/1.8L/SOHC不可
・SOHCは不可
 

EJタイミングベルトガイド
timingbelt_guide timingbelt_sub

確実にベルトを駆動し、EJ特有の長いタイミングベルトからくる
コマ跳び等のトラブルを解消します。

水平対向エンジンは180°の爆発間隔であるため、どの気筒もカムリフトしていない瞬間があります。 そのため、リフト量の大きいハイカムを装着するとベルトの振動が激しくなり、最悪の場合コマ飛びを起こし、バルブとピストンが干渉してしまう恐れがあります。 純正エンジンにおいてもベルトガイドは装備されていますが、板材を加工した板金製であるため強度的に問題があり、ガイドがベルトを抑えきれずに変形した瞬間にコマ飛びを起こしてしまいます。 東名製品はアルミの削り出しで製作することにより強度を確保するとともに、ガイド部分を延長することによりベルトの巻き付け量を確保し、急激なトルク変動によるベルトのバタ付きを防止するともに、表面処理を硬質アルマイトにすることで、ベルトの背当たりによるガイドの摩耗を防いでいます。

 
tomei_timingbelt_guide default_timingbelt_guide
 
both_timingbelt_guide

適 合
品 番
定価(¥)
備 考
EJ20#
EJ25#
191263 4,800
(税込5,184)
材質/アルミ
部品構成/ベルトガイドx1, ボルトx2

2JZ オルタネーターブラケット

エアコンプレッサー排除時のオルタネーター移設でファンベルトの脱落防止に

■ファンベルトの脱落を解消 ■シリンダーブロックの保護に ■オルタネーターの熱害を回避)
エアコンコンプレッサーを外すことにより発生しやすくなるファンベルトの脱落をオルタネーターの移設により防止します。 極限でのエンジンの使用は、純正位置のオルタネーター下側にあるスタッド付近のシリンダーブロックに振動によるクラックを発生させます。
オルタネーターをこのアダプターを用いて移設させることでその発生を抑制します。
ビッグタービン装着はエキゾースト側にあるオルタネーターはさらなる高熱にさらされます。
その熱害を避けるためにも熱源のないインテーク側にオルタネーターを移設する事が重要です。

適 合
品 番
定価(¥)
備 考
2JZ-GTE 195101 19,800
(税込21,384)
※オルタネーターを取り付けるブラケットおよびボルト類一式のキットです
※ファンベルトおよびオルタネーター移設にともなう配線加工などが必要です。

バルブガイド
 
■材質 5191(リン青銅2種)

■引張り強度 590〜685(N/o2)

■硬さ 180〜230(HB)
適 用
IN/EX
品 番
定価(¥)
材 質
VR38DETT
SET
163303
36,000
(税込38,880)
リン青銅
(PBB)製
IN単品
161305
1,500
(税込1,620)
EX単品
161306
RB26DETT
SET
163046
36,000
(税込38,880)
IN単品
161093
1,500
(税込1,620)
EX単品
161094
RB25DE(T)
SET
163047
36,000
(税込38,880)
IN単品
161093
1,500
(税込1,620)
EX単品
161095
RB20DE(T)
SET
163047
36,000
(税込38,880)
IN単品
161093
1,500
(税込1,620)
EX単品
161095
SR20DE(T)
(R)PS13
SET
163048
24,000
(税込25,920)
IN単品
161096
1,500
(税込1,620)
EX単品
161098
SR20DET
S14,S15
SET
163049
24,000
(税込25,920)
IN単品
161097
1,500
(税込1,620)
EX単品
161098
CA18DE(T)
SET
163304
24,000
(税込25,920)
IN単品
161307
1,500
(税込1,620)
EX単品
161096
4B11
SET
163302
24,000
(税込25,920)
IN単品
161304
1,500
(税込1,620)
EX単品
4G63
SET
163301
24,000
(税込25,200)
IN単品
161302
1,500
(税込1,620)
EX単品
161303
EJ205
EJ207
EJ255
EJ257
SET
163300
24,000
(税込25,920)
IN単品
161300
1,500
(税込1,620)
EX単品
161301

リン青銅(Cn-Sn-P合金)は強度と熱伝導率が高いため、高回転、高出力エンジンのバルブガイドに用いられます。また、一般の材料に比べ摺動性能が高いため、バルブとのクリアランスを小さくでき、バルブ周りの組み付け、作動精度が向上できます。これにより動弁系のストレス低下、バルブスティック防止、バルブガイド割れ防止と、絶大な効果をもたらします。

ただし以下のような理由で異常摩耗する場合がありますので、加工・組み付けに十分注意してください。 また、定期的に点検を行ってください。

■直押し式よりロッカーアーム式のほうが、側圧が大きく摩耗しやすい。またその時ステムの面粗度が粗いとより進行する。

■直押しでもハイリフトカムのほうが摩耗が速い。

■カーボンの噛みこみによる摩耗。先端が少しでもひらくとファンネル効果でさらに吸い込む。

■バルブサージングでのガイド両端部変形から、カーボン噛みこみ。

■シートカット不良。これは45度面の中心とバルブガイドの中心の同芯度不良によるもの。同芯度0.01o以内。

■クリアランス不良。計算上シートカットの同芯度が0.01oずれるだけでバルブ着座時にバルブがガイド内壁にこすれることになるので、0.03〜0.04位が適切。それ以上はクリアランス過多でガイドが側圧を受けてしまい先端がひらいてカーボン噛みこみの原因となる。

■中古バルブが摩耗している。ガイド交換の際ノーマルカムリフトで摩耗しているバルブを使用し、ハイリフトカムに変更すると、ステム部で摩耗していない部分も使用することになりステムの段付部分で削れてしまう(0.01o位の摩耗はよくある)。

■バルブ設計不良。まれにステム真ん中(ガイドに入る部分)で鉄とステンをくっつけているバルブがあるが膨張率の違いから、かじりが発生しガイドが摩耗する。


ベリ-リング

適 用
IN/EX
品 番
定価(¥)
材 質
備 考
VR38DETT
SET
163103
60,000
(税込64,800)
ベリリウム
 
IN単品
161108
2,500
(税込2,700)
 
EX単品
161109
 
RB26
DETT
SET
162001601
60,000
(税込64,800)
IN:12, EX:12
IN単品
161001
2,500
(税込2,700)
 
EX単品
161002
 
SR20DE(T)
SET
163100
40,000
(税込43,200)
 
IN単品
161102
2,500
(税込2,700)
 
EX単品
161103
 
4B11
SET
163102
40,000
(税込43,200)
 
IN単品
161106
2,500
(税込2,700)
 
EX単品
161107
 
4G63
SET
163101
40,000
(税込43,200)
IN:8, EX:8
IN単品
161104
2,500
(税込2,700)
 
EX単品
161105
 
EJ205
EJ207
EJ255
EJ257
SET
162010
40,000
(税込43,200)
 
IN単品
161075
2,500
(税込2,700)
 
EX単品
161076
 

バルブシートに求められる機能はバルブとの気密性を保つことで、一般には耐摩耗性が要求されます。しかし、高回転、高負荷で使用されるエンジンでは、さらにバルブシートの冷却性能が非常に重要になり、エンジン出力に大きく関わってきます。エンジンが高回転、高負荷の時、シリンダーヘッド、特に燃焼室まわりの温度は異常に上昇するため、冷却性能が低いとノッキング限界が高くならず、エンジンの高出力化も期待できません。レーシングエンジンでは熱的に厳しいバルブのシートリングまわりをどれだけ冷やせるかがカギになり、放熱性の高い銅系の材質をシートリングに用いる手法がとられてきました。
銅はあらゆる金属の中で、もっとも熱伝導性の高いもののひとつで(熱伝導度:1銀、2銅、3金、4アルミ・・・10 鋳鉄:ノーマル)、燃焼室の熱をシートリングで受け、速やかにシリンダーヘッドに伝えて冷却する効果があります。
TOMEIはこの銅合金の中で最も機械的強度を確保できるベリリウム銅合金(BeCu)を選定することで、抜群の燃焼室冷却性能を確保しつつ、耐疲労性と耐摩耗性を併せ持った理想のシートリング材を実現、高性能ターボエンジン用に“ベリ・リング”として設定しました。なお、この素材はターボエンジンの性能を引き上げるために絶対に必要であると判断した我々は、ベリリウム銅で世界の80%以上のシェアを持つBRUSH WELLMAN社(USA)との直接取引により、驚異的な低価格を実現、超高級素材ベリリウムをチューニングの世界に広く浸透させました。